憂鬱に振り回される大学生

某私立大学生にして鬱病に過去二回既に悩まされた人生不適合者の日記

1%未満の苦しみ

コロナウイルスで世界が大混乱に陥っているが私は大学が全面オンラインになったこと以外は大して関係ない。

 

コロナで外に出れないだとか課題が多いだとかよりも困ったことがある。理学部最優秀の座である。

私はバカが極まっていて、そんなものを目指したら心が荒むことがわかりきっているのに、やはり心を支配する神様はそれを目指さずにはいられなかったらしい。

 

一番タチが悪いのは最優秀成績を修めるのが現実であることだ。現在の成績は少なくとも数学科では1位であり、理学部全体としても上位五人には入っていることがわかっている。

その五人から1人選ばれる。

 

現実的でない目標ならまだしも、現実的な目標だった故に諦めきれずにいる。更には不本意入学をした大学であるため、ここで最優秀成績を納めなければ心に燻る自分の汚い成分だけを集めたスープのようなものが大爆発する。

 

一番辛かったのは二年冬の期末テストである。そこまでのテストで表彰されるか否かが決まる。それまでのテストでは順調に数学科1位理学部としても5位以内を保っていた。最後のテストで数学科1位陥落なんてことがあったら悔しさの余り発狂してた。発病してた。なんやかんやでGPAは3.9を獲得したため、発狂は回避されたがあの時の精神状態は異常だった。成績結果を見るだけで、卒業がかかっているわけでもないのに心拍数の増加を感じる人なんてほぼいないだろう。

 

例年7/20前後に成績優秀者の表彰を行なっているようだ。今年はコロナの関係でわからないが、その成績優秀者であることの報告がその一月前になってもまだきていない。まだ私は諦めていないが、おそらく最優秀成績ではなかったのかもしれない。

 

 

「そんなことで悩んでないだろ」って思うかもしれないけど、これは本当に悩んでいる。心配している。本人が大真面目に悩んで苦しんでいるものは他人から見れば大したものでないように映えることは往々にしてある。更にそのことを理解していない未熟者も大量にいる。ただの贅沢な悩みなんかじゃない。本気で悩んでいる。バカなことだとわかっているけど。

 

頼むからおれを最優秀成績で表彰してくれ。

 

 

嫌だね。